派遣看護師は向いてる?やってみたい人が確かめるべき6つのタイプ【実体験で解説】
「派遣看護師、ちょっとの間だけやってみたい。でも、自分にできるのかな?」
「派遣看護師に向いてるタイプが知りたい」
「派遣先が合わなかったらどうしよう‥‥向いてないタイプも知っておきたい」
そんな不安を抱えながら派遣看護師の情報をネットで探し、悩んでいるあなたへ。

この記事では、実際に派遣看護師として働いた私の実体験をもとに、向いている6つのタイプとその理由を解説します。
- 自分が派遣向きかどうかがわかる
- 派遣看護師の実情がリアルにイメージでき、不安が軽くなる
- 「どういう働き方ができるのか」が具体的にわかる
- 失敗を避けるための注意点も理解できる
さらに、あなたが「向いているタイプ」かどうかを判断しやすいように、実体験ベースのチェック項目も付けています。
当記事は、実際に派遣看護師で勤務した私の実体験をもとに解説しています。
当たり障りのない一般的な情報ではなく、リアルな当記事が「あなたらしく活き活きと働ける職場に出会うための、活用ツール」となれれば幸いです。
では早速記事へどうぞ。
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長期派遣『スーパーナース』
派遣看護師はどんな働き方?まずは理解のための解説から

派遣看護師は、病院や施設の「人手が足りない期間」だけ働くスタイルです。
柔軟な働き方ができる点が派遣看護師の最大の魅力と私は感じています。
また、派遣看護師はさまざまな職場での経験を積むことができるため、自分が求めるキャリアの幅を広げるチャンスもあります。
「必要とされる場所で働く」働き方なので、自分のペースで、自分らしく働きたい人に向いています。
特徴としてはネット上では下記のような認識が一般的ですね。
- 高時給
- 即戦力として働く
- 人間関係のストレスが最小
- 仕事内容は病院よりシンプル
- シフトが柔軟で自由度が高い

ネット上の情報はやはり一般的な認識止まり、といった印象を受けました。
実際は人間関係の少ない派遣先はかなり限られるでしょう。そもそも「看護業界にストレスが無くなる」など現状では幻ではないでしょうか?
派遣看護師は仕事内容がシンプルとの情報もありましたが、思わず苦笑です。看護師である以上、柔軟で多様な対応を求められることはとても多いです。
派遣看護師の働き方:メリット・デメリット
派遣看護師の働き方には、メリットもあれば当然デメリットもあります。
以下の表にまとめました。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 勤務時間の柔軟性 | 安定した収入が得にくい(派遣先の資金的な事情で契約継続とならないこともあるため) |
| 多様な職場経験 | 職場環境に慣れるまで時間がかかる |
| 派遣会社のサポート | 契約期間が短い場合が多い |

この表はあくまで一般的な評価と考えてください。
がっちり派遣先とマッチングすれば、
紹介先はよほどの事情で無い限り、関係が良好で求めている能力のある看護師を離さないため、
「契約更新をお願いされることが多い」です。
派遣看護師は実は人気がある:人気の背景
派遣看護師が人気を集めている理由は、まず、ライフスタイルの多様化にあります。
「家庭やプライベートを重視する」、または「副業のある看護師」が増えており、派遣という働き方がそのニーズに応えているようです。
また、正直これが最大の理由だと感じます、弱小病院で夜勤もこなすより、派遣看護師の方が年収換算でも給与が良いことが多いからです。
派遣看護師は非常に高時給な派遣先が多く、現在の時代ではブラックな病院にしがみつく理由が無くなってきていると感じます。
「看護師も副業をしているひとが増えている」ことも、人気の理由でしょう。
看護師というライセンスを活用しながら、または全く異なる分野で副業する。そんな看護師はこれからさらに増え、当たり前のようになっていくのではないでしょうか。
夜勤や残業に縛られず、時間を最大限に有効活用し、副業と派遣看護師で自由に働ける時代はすぐそこまできていると感じます。

実際私は派遣先で、
「YouTuber」兼、派遣看護師や
看護専門スキルで起業を考えている派遣看護師に出会っています。
時代の変化のスピードはどんどん加速し、「派遣看護師の活用の仕方は多様化」してきています。
看護師派遣と正社員の違い
看護師派遣と正社員の主な違いは、雇用形態と働き方にあります。
正社員は安定した雇用が保証される一方、派遣看護師は短期間での契約が一般的です。
以下の表に、両者の違いをまとめました。
| 項目 | 派遣看護師 | 正社員 |
|---|---|---|
| 雇用形態 | 派遣契約 | 正社員契約 |
| 勤務期間 | 短期・中期 | 長期 |
| 給与 | 時給制 | 月給制 |

こちらでも、「正職員は安定した雇用が保障される」と一般的にはされていますが、はたして本当にそうでしょうか?
いじめやパワハラ、モラハラが当たり前の様に横行している医療、看護業界で、働きたいけど働けない状況に追い込まれた看護師を沢山見てきました。
最悪のケースでは精神科に通院することになった看護師も見てきました‥‥。
正直、「必要とされている場所ならどこでも活躍できる」、そんな看護師が現在の医療・看護業界では一番タフで安定していると言えるかもしれませんね。
支給される社会保険の重要性
派遣看護師でも勤務時間や日数により、社会保険加入が可能です。
これにより、万が一の病気や怪我に備えることができ、安心して働くことができます。
特に、長期的に派遣で働く予定の方は、社会保険の内容をしっかり確認しておくことはとても大切です。

ここまでの派遣看護師への解説を読み、やはり正職員へ転職しようと考えた方はこちらの記事が役立ちます。
派遣看護師に向いている6つのタイプとその理由(実体験ベースのチェック項目)

タイプ① 柔軟性があるひと:派遣先ではさまざまな職場環境での経験が活きます
派遣看護師は、即戦力として期待されるため、スキル面において臨機応変に対応できる柔軟性が求められます。
また、新しい環境にすぐに適応できる柔軟性がある人は、異なる医療機関の文化やルールに迅速に対応でき、スムーズに業務を進めることができるでしょう。

様々な職場での経験があるひとは、派遣先のルール等も
「ふーん、つまりこういうことなのね、よし、分かった」。
とすぐに理解し適応できるでしょう。
どの職場も「根底にあるものは基本的に大きく変わらない」ことを経験から理解できていれば、余裕を持って適応していけると言えます。
タイプ② コミュニケーション能力が高いひと:人間関係の構築がスムーズに行えれば、より派遣先で必要にされます
派遣看護師は、新たに派遣先のコミュニティに入る側となります。このため当然コミュニケーション能力はとても重要です。
この既存のコミュニティに入り良好な人間関係を構築できる人は、当然職場での信頼を得ることができ、業務もスムーズに進めることができるでしょう。
特に、患者さんや他の医療スタッフとのコミュニケーションが円滑であれば、派遣先での戦力として認められ、契約の延長やスカウトにも繋がります。

ここからは私の実体験から、派遣先でうまくコミュニティに入るコツを紹介します。
派遣先は、新たにコミュニティに入る派遣看護師を徹底的に観察します。なかにはあなたを「警戒」しているひともいるのが現実です。
このため、派遣先の看護師には、「あなた方のコミュニティにお邪魔させてもらいますね」、
という感じで丁重に接することができるひとは、うまくいくことが多かったです。
逆に考えれば、「新しい派遣看護師がズカズカと土足で自分たちのコミュニティの乗り込んで来た」と感じられたらどうでしょう?
最悪「追い出そう」と考える看護師がでてきることは容易に考えられますよね。
派遣先の「どの職種の職員にも丁重に接し」、「真摯な姿勢でコミュニケーションをとれるひと」は派遣看護師に向いていると言えます。
そして派遣先で大きく成功することも可能でしょう。
タイプ③ 専門スキルを持つ人:スキルが紹介先とマッチすれば引っ張りだこに!
専門スキルを持つ看護師は、派遣看護師として特に重宝されます。
特定分野での専門スキルがあることで、より高い時給を得ることができ、キャリアアップのチャンスも広がります。
また、専門性を活かして働くことで、自己成長にもつながります。

わたしの実体験では、介護施設関係の派遣先で喜ばれるスキルとして
- 「褥瘡管理」
- 「DM(糖尿病)に関する専門的な知識」
- 地域連携等、「他医療機関や家族との連携、調整スキル」
この3点が挙げられます。
病院のように設備が整っていない施設では
、連携医療機関の医師と連携し、可能な限りベストな看護を提案、実践できる看護師が求められることがとても多いです。
派遣先の求めるスキルとあなたの持つ専門的スキルが「がっちりマッチング」すれば、
「あなたは居なくてはならない人材」となり、大いに活躍できるでしょう。
タイプ④ プライベートを重視する人:働く目的と手段がマッチできます
派遣看護師は、プライベートを重視する人に向いています。
勤務日数や時間を自分で選べるため、家庭や趣味と仕事の両立ができ、ワークライフバランスを大切にしたい方には、派遣看護師という働き方はとてもマッチします。
「自分の時間がもっと欲しい!」
「プライベートを充実させもっとのんびりと働きたい!」
「副業と看護師を両立したい」
派遣看護師という選択肢でこれらは可能となります。

また、
- 週3勤務
- 日勤固定や曜日固定
- 月20日以上の勤務でガッツリ稼ぐ
- 短期間だけ働く
- マッチング出来なかったら別の派遣先に変更できるため、モンスターナースが派遣先に居ても、人間関係を簡単にリセットできる
- 副業が軌道に乗るまで派遣看護師を利用する
などなど。
正直私は本当に自由に働くことができました!
派遣看護師という選択肢は「働く目的と手段がマッチングする」ので、自由な働き方を求める人にはとても向いています!
また、「これから副業を本格的に始めたい」、「副業が本業になったけど、軌道に乗るまでもう少しかかりそう」‥‥
そんなひとは派遣看護師を最高のツールとして活用できるでしょう。
タイプ⑤ 新しい働き方を試したい・変化を楽しめるひと:自分の隠れていた得意分野の発見など、非常に重要な経験となることがあります
派遣看護師の魅力は「経験値が増える」こと。
そして、これまでと違う環境で働くことで「新しい発見がある」こと。
この本当に貴重な経験は、あなたの看護師としてのキャリアと経験値の大きなプラスになるだけでなく、
「あなたの看護師人生を大きく変える可能性」があります。
ではその理由を私の派遣看護師実体験から解説します。

「あなたの看護師人生を大きく変える可能性」がある
と聞くと、ほんとに~?と疑わしくも聞こえますが(笑)、簡単に解説すると、派遣看護師を利用し私はこのようになりました。
- 「いままで知らなかったタイプの現場を知る」ことができた
⇩
- 「新たな自分の得意な分野を発見」することができた
⇩
- 「自分のセールスポイント」や「向いている職場のタイプを発見」する機会となった。
⇩
- 自分と「マッチングしないタイプの職場の勤務は検討しなくなり」、自分が「必要とされ活躍できる職場を選択する」ことで「転職失敗の可能性が激減」した
この貴重な経験と発見から、私の「看護師として進むべき道筋が見える」ことに繋がりました。
オーバーではなく、派遣看護師での経験は私の「看護師人生を実際に変えてくれたきっかけ」となっています。
派遣看護師という選択肢は、
自分の隠れていた得意分野や向いている職場のタイプが発見でき、
自分の適性やセールスポイントを確認でき、
あなたがこれからの看護師として歩むべき道筋が見え、「あなたの看護師人生を大きく変える可能性」があります!
新しい働き方を試したい・変化を楽しめるひと。
そんなひとが派遣看護師に向いている理由はここにあります。
タイプ⑥ 自己管理ができる人:ストレスへの対処がうまいひとはやはり向いています
基本的ですが大切なポイント。
派遣看護師に向いているのは自己管理ができる人です。
派遣勤務は、契約が継続とならない場合は勤務先が変わることもあります。
また、先の項でも解説しましたが派遣先のコミュニティに入れてもらう、という立ち位置でもあり、ストレスは当然発生します。
派遣看護師に向いているひとは、基本的にストレス、体調等を自己管理できるひとであると言えます。

ここでは私の実体験から、派遣看護師でストレスを軽くできるコツを紹介しますね。
正直ガッツリ稼ぎたいひとでなければ、
最初は勤務日数を少なめに設定して契約しておくのも、「派遣看護師スタート直後のストレスを軽くできるコツ」と言えます。
私は勤務日数に関しては、交渉すれば途中で変更できることがほとんどでした。
最初は派遣先のコミュニティに溶け込み、業務を覚え、職場の状況を把握し‥‥とやはり慣れるまでは疲れます。
慣れてきて、派遣先とのマッチングも良好なら勤務日数を増やしてみる、そんな働き方もおすすめです。
そして「自分の体力やストレス耐性を理解できているということは、自己管理ができていると言える」でしょう。
ここまでで派遣看護師に向いている6つのタイプとその理由(実体験ベースのチェック項目)を解説してきました。
1つでも該当していれば、あなたは派遣看護師に向いていると言えるでしょう。
では、派遣看護師ってどうやって求人を探すの?と考えていたり、不安を感じているひとへ。
派遣看護師としての転職活動を始める際には、「まずは大手派遣看護師エージェント会社に登録し、「相談からスタート」を私はおすすめします。
まずは大手派遣看護師エージェント会社に登録、実際に相談してみて、エージェントとコニュニケーションをとった感触、印象、感触、直感からも評価し、相性が良ければ派遣看護師への転職のパートナーとすると良いですよ。
また、実体験からの正直な意見ですが、「大手の派遣看護師エージェント会社を選べば、そこまで各社に大きな違いはありません」。
最も重要なのは、「あなたとエージェントの相性です」。
「私が実際に利用し、相性の良かった大手派遣看護師エージェント会社」は「スーパーナース」です。
『スーパーナース』は安定の大手企業なだけあり、豊富な求人情報を持っていました。
看護師派遣、紹介に特化した会社とのことでノウハウもあるようで、相談がスムーズだったです。
私が大手派遣看護師エージェント会社が良いと説明するのは、
大手と小規模派遣看護師エージェント会社では、「求人検索ツールの使いやすさ」、「持っている求人数」、「エージェントの対応スピード」、「アフターフォロー」、「安全性」のレベルが比較にならないほど違うからです。
実際に私は両方のエージェント会社を利用したことがありますが、私が利用した小規模エージェント会社は、頼りなく、安全性にも懸念を覚えました。
派遣看護師エージェント会社に登録は大手に選択肢を絞ることを強くおすすめします。

私の利用したスーパーナースの実体験から
私を対応したエージェントとの相性が良かった理由は、
当たり前のことなのですが、「丁重な口調」と、「過不足のない情報の提示」でした。
某大手エージェント会社のエージェントは正直馴れ馴れしい口調が不快で‥‥。
また、押し売りのような膨大な求人情報メールにもうんざりした体験があります。
「良さそうだな」と感じたひとはまずは当然無料なので登録、相談だけでもしてみると良いですよ。
大手派遣看護師エージェント会社なので、「まずは話を聞いてみるだけ」でも全然大丈夫です。
あなたが安心して働ける職場がどこなのか、一緒に探してもらいましょう!
あなたと相性の良いエージェントが担当となるように、微力ですが応援してます!
派遣看護師が向いていない可能性がある7つのタイプ(実体験ベースの失敗回避のためのチェック項目)

ここでは「派遣看護師が向いていない可能性があるひと」について解説していきます。
あなたが以下に当てはまる場合は、慎重に検討する必要があります。

向いていないタイプに当てはまったひとは、こちらの記事が派遣看護師以外の働き方への参考となります。
「あなたに向いている転職先を見つけるツール」となりますので是非活用してみてください!
タイプ① 環境の変化が極度に苦手なひと
環境の変化が極度に苦手なひと、このタイプのひとは、正直派遣看護師という選択肢は避けたほうが良いでしょう。
「感受性が高いひと」、とも言えるのではないでしょうか。

「環境の変化が極度に苦手なひと」は、
即戦力が求められる派遣看護師よりも、
じっくりと腰を落ち着けて、ゆっくりと適応していけるようなタイプの職場がおすすめと言えます。
このタイプのひとは、この項の最初に紹介した関連記事が転職の参考になります。
役立つ「ツール」として活用してください。
タイプ② 仲良く毎回同じメンバーで働きたいひと
仲良く毎回同じメンバーで働きたいひと、このタイプのひとも派遣看護師はおすすめしません。
派遣看護師は、皆が派遣先とベストマッチングするわけではありません。
合わないな、と派遣看護師が感じれば、契約の更新はせず他の派遣先へと移っていきます。

このため、正直派遣看護師は「出入りの激しい職場での勤務となる」と考えておいた方が良いです。
毎回同じメンバーで、しかも仲良くとなると難しいのが実情です。
このタイプのひとも、この項の最初に紹介した関連記事が転職の参考になります。是非どうぞ。
タイプ③ パソコン、タブレット等が苦手なひと
パソコン、タブレット等が苦手なひとも、派遣看護師は向いていないと言えます。

タブレット、パソコンはもはや医療、看護業界の必須ツールとなっています。
病院勤務などでは得意なひとにお願いできたかもしれませんが、派遣先では難しいでしょう。
また派遣看護師は人件費が非常に高額です。
コストをかけて職場の負担になる人員を職場が求めることは考えずらく、「ミスマッチとなる可能性が非常に高い」です。
このタイプのひとも、この項の最初に紹介した関連記事が転職の参考になります。是非どうぞ。
タイプ④ 自分の意見を絶対に曲げないひと
自分の意見を絶対に曲げないひと、このタイプのひとも派遣看護師という選択肢はおすすめできません。

実際にこれまで多くの派遣看護師を見てきましたが、
このタイプのひとが派遣先から契約更新依頼されたことを一度も見たことがありません。
派遣先の看護師と、派遣看護師の意見が異なることは当然発生します。
時に激しくぶつかる事例も見てきました。
ですが、基本的に「看護師はチームで機能」します。お互いに意見を尊重することで衝突が回避できた事例もまた見てきました。
当記事の読者の皆様にはこのタイプはいないと思いますが、
「相手の意見を尊重することができないひと」は、派遣看護師には向いていないと言えます。
タイプ⑤ 他の職種を見下す傾向にあり、職種を超えた連携等が行えないひと
他の職種を見下す傾向にあり、職種を超えた連携等が行えないひと、
このタイプのひとも派遣看護師として活躍するのは難しいでしょう。

自分の記事でなんですが、書いていて思い出し怖くなってきました‥‥。
私の実体験からですが、こんな事例です。
- 派遣先施設の介護士のミスを皆の前で大声でとことん罵倒し、追い詰める。
- 連携医療機関のコーディネーターへのTellの際、相手が看護師でないと言動が荒くなる、また、急変時、独断的な判断からケアマネジャー等への情報の共有、医師への報告も行わず、後日連携医療機関が大勢で乗り込んで来た。
もちろん読者の皆様にはこんなひとはいないと分かっていますが、実際の事例を共有しておきます。
派遣看護師が向いていないということの前に、このようなひとに遭遇したら、距離を置くことを強くおすすめします‥‥。
他の職種を見下す傾向にあり、職種を超えた連携等が行えないひと、
このタイプのひとも派遣看護師として活躍するのは難しいでしょう。
タイプ⑥ これまで指導や育成をメインとしていて、派遣先でも同じように継続できると考えているひと
これまで指導や育成をメインとしていて派遣先でも同じように継続できると考えているひと
このタイプのひとも派遣看護師は向いていないと言えます。

またまた私の実体験からの事例です。
看護学校で教師をされていた、ベテラン看護師のかたが派遣されてきた時の事例となっています。
- ひたすらパソコンで連携医療機関への報告書を作成し続け、椅子から動かない‥‥。
- 現場からのクレームも多発。当然契約更新など発生せず、早々に去って行った。
信じられないかもしれませんが実際の事例です。私も本当にビックリしました。
教育や書類作成業務を継続したいかたには、派遣看護師はおすすめできません。
タイプ⑦ 医師往診対応や家族連携等が苦手なひと
医師往診対応や家族連携等が苦手なひと、
このタイプのひとは実際多いのではないでしょうか。
このタイプのひとは向いていないというより、そうような業務に関わらないことを契約の段階でしっかり説明しておく必要があります。

この項はとても繊細な問題で、またまた実体験からですが、私なりの解釈をお伝えします。
契約の段階でしっかり医師往診対応や家族連携等が苦手であること説明し、派遣先も了解しているのなら問題ありませんが、
他の派遣看護師は医師往診対応や家族連携等に対応しているなら、トラブルの元となるリスクがあります。
やはり医師往診対応や家族との連携、報告は誰でも疲れるものですよね。
しかも現場の業務に対応しながら、となるのですから当然です。
そして当然、大変な業務は極力避けたいと考えるのは、誰でも一緒です。
派遣先の社員看護師は、皆平等にそのような業務に当たることを設定していることが多いです。
医師往診対応や家族連携等が苦手なひと、このタイプのひとも、関連記事が転職の参考になります。
ここでももう一度関連記事リンクを用意したので、あなたに合う職場を見つけるツールに是非活用してみてください!
派遣の働き方は不安?実体験から“安心材料”を紹介

不安のほとんどは「想像できないこと・理解していないこと」から生じると言われています。
病院や施設で派遣看護師に出会ったことはありますが、私自身が派遣看護師を利用するとなると、当然分からないことは多く、不安ももちろんありました。
ここでは私の初めての派遣看護師利用時、「どのように不安を解消したか」を紹介します。

私がとった不安を解消する対策はこちら!
- 派遣先では「どのような手技等が必要とされるのか」、派遣看護師エージェントに事前に詳しく確認した。
⇩
事前確認で苦手な手技がないことがわかり安心できた
- 「連携している医療機関名」と「急変時の連携」、「対応の詳細」を事前に派遣看護師エージェントに確認。「正確性を確立するため派遣先との面談時にも先方に確認」。
⇩
連携医療機関で可能な医療行為、医師より指示される可能性のある医療行為の内容、施設の方向性と考え方を事前に確認でき、問題無く対応可能であると評価し、安心して契約できた
このような対策で不安材料が解消され、行うべき対応等を確実に把握、理解出来、安心して派遣先で勤務となりました。
不安材料は懸念に感じる「解消すべき要素」であり、解消すれば逆に「安心材料に変わります」。
私のとったこの対策は非常に有効でした。良いなと感じたひとはどうぞ参考にしてください。
また、安心材料として派遣看護師エージェントの活用はとても有効です。
ひとりきりで派遣看護師として勤務しているわけではなく、派遣看護師エージェントは何かあればしっかりフォローしてくれます。
なにか困ったことがことがあれば遠慮無く、どんどん担当エージェントを活用しましょう!

また、私の実体験からの「おすすめ安心材料対策」として、
「派遣先の病院や施設のトップ、またはそれに近い職員と良好な関係を築いておくこと」も有効な対策です。
私達看護師という職種は、職場の人間関係が重大な問題となることがほとんどということは、読者の皆様もご存じのとうり。
知らないうちに、あなたが人間関係のトラブルに巻き込まれているリスクはあります。
看護師間で良好な関係を構築するのはもちろんですが、施設、病院サイドのフォローも得られれば万全です!
そして派遣看護師には、派遣先で問題が多く、この職場は合わないなと感じたら、
「別の派遣先へ変えれば良いだけ、という最大の安全対策」があります!
これは「最大の安全策」でもあり、「最大の武器」とも言えます。
派遣看護師の安心材料について解説してきましたが、この項であなたの不安材料が解消され、安心材料となり、
安心して「働く目的と手段がマッチングする」、「自分らしく自由に働ける」、派遣看護師の利用となればうれしいです!
派遣看護師に向いていると分かったら、看護師派遣の求人はどう探せばいいのか?

結論:派遣会社に登録してまずは相談が最速
結論から解説します。
まずは「大手派遣看護師エージェント会社に登録し、どんなタイプの職場で働きたいのか相談するのが最速の探し方」です。
(何故大手の登録が良いのかは別の項でしっかり解説します)
理由として以下が挙げられます。
- あなたの希望する条件や働き方をヒアリングして、最適な派遣先を紹介してくれる
- あなたの抱える不安を相談でき、解決策を提示してくれる
- 働き始めてからもサポートが継続し安心して働ける

簡単に解説すると、派遣看護師エージェントは「AI」のようなものだと私は捉えています。
自分で求人を探すよりスピードがあり、当然紹介先を豊富に持っています。
また「AI」のようだと考えるのは、
こちらの「指示(希望や要望)」を的確に、可能な限り詳細に伝えることが重要なポイントとなるからです。
あなたの求める理想の職場や働き方を提示、紹介してもらうには、
この詳細な「指示」が必要となり、「指示」が詳細で明確であればあるほどベストなマッチングとなるでしょう。
派遣会社の選び方:比較ポイント
派遣看護師として働くためには、信頼できる派遣会社を選ぶことが重要です。
というより、オーバーな表現かもしれませんが、この「派遣看護師エージェント選びでベストなマッチングとなるかどうかは決まる」と私は経験しています。
選ぶ際のポイントとして、以下の点を比較することをおすすめします。
また、先の項でなぜ私が「大手派遣看護師エージェント会社の登録が良い」と説明したのかは
この先の希望するエリアでの求人検索の項で私の実体験から合せて解説していきます。
- 派遣会社の実績や評判(口コミ等で検索すればすぐ分かります)
- 提供されるサポート内容(大きくは変わりませんが、大手各社はサポート内容の強みが若干異なります)
- 給与や福利厚生の条件(特典が用意されている大手派遣看護師エージェント会社もありますが、重要なのはあなたとの相性です)
- 求人の多様性(大手各社得意とする職場タイプが存在します)

私的には、「大手の派遣看護師エージェント会社を選べば、そこまで各社に大きな違いはない」と経験しています。
ですので当記事では、私が「実際に利用し、相性の良かった大手派遣看護師エージェント会社」を紹介しています。
繰り返しますが、重要なポイントは
「大手派遣看護師エージェント会社を選ぶこと」、「もっとも重要なのはエージェントとの相性」ということです!
派遣会社の選び方・比較のポイントについて、徹底的に解説した記事はこちらの「あわせて読みたい」記事が役立ちます。「ツール」として是非活用してみてください!
募集内容のチェックリスト:注意点
大手派遣看護師エージェント会社に登録後は、紹介される募集内容をしっかり確認することが大切です。
以下のチェックリストを参考にしてください。
- 派遣先の希望している勤務時間や日数
- 給与の詳細
- 勤務地のアクセス(自家用車使用可等も確認)
- 必要な資格や経験
- 社会保険の有無

基本的なことですが、派遣先の募集内容をしっかりと確認することはとても重要です。
特にあなたの希望する勤務日数が
「週3回~」や、「一日4時間~勤務希望」などであれば、しっかり確認しておかないと、勤務開始後情報の差違が発生するリスクとなります。
勤務開始後に「そんな話聞いていない」、「募集内容をしっかり読み込んでいなかった」
などトラブルとならないよう、本当に基本的なことですが注意が必要です。
希望するエリアでの求人検索
ここでは先の項でなぜ私が「大手派遣看護師エージェント会社の登録が良い」と説明したのかも合せて解説していきますね。
まず、大手派遣看護師エージェント会社登録後、自分からも希望するエリアでの求人を探す際には、
インターネットを活用して、求人情報を定期的にチェックすることが重要です。
あなたの希望するエリアの求人を「スピード感を持って」探すことができます。
大手派遣看護師エージェント会社なら、各社「求人検索ツールが入念に作り込まれている」ので「とても使いやすく簡単に活用」できます。
膨大な求人情報の中から、「効率よく」、「効果的に」あなたの希望する求人を探すことができます。
ここでも私の実体験から、「おすすめの派遣看護師エージェント会社の活用術」をお伝えします。
派遣看護師エージェント会社への登録は正直、「大手派遣看護師エージェント会社」に絞ったほうが絶対に良いです!
求人サイトインディードなどで見かける小規模の派遣看護師エージェント会社は「避ける」ことをおすすめします。
なぜなら大手と小規模派遣看護師エージェント会社では、
「求人検索ツールの使いやすさ」、「持っている求人数」、「エージェントの対応スピード」、「アフターフォロー」、「安全性」のレベルが比較にならないほど違うからです。

実際に私は両方のエージェント会社を利用したことがありますが、
私が利用した小規模エージェント会社は、頼りなく、対応も遅く、安全性にも懸念を覚えました。
正直全くおすすめしません!
自分を守るために、そして派遣看護師としてベストマッチングした職場に出会うために、
登録する派遣看護師エージェント会社は大手に選択肢を絞ることを強くおすすめします。
大手派遣看護師エージェント会社への登録:実際に利用した、私と相性の良かった大手エージェント
繰り返しになりますが、派遣看護師としての転職活動を始める際には、「まずは大手派遣看護師エージェント会社に登録し、相談からスタート」を私はおすすめします。
そして先の項で「大手の派遣看護師エージェント会社を選べば、そこまで各社に大きな違いはない」とも解説してきました。
「最も重要なのはあなたとエージェントの相性です」
ですのでここでは「私が実際に利用し、相性の良かった大手派遣看護師エージェント会社」
「スーパーナース」を紹介しています。
「あなたとスーパーナースの相性がマッチングするかの評価方法」は、こちらも私の実体験からですが、
まずは「登録し、相談してみる」ことでしかエージェントとの相性は分かりません。
この理由は、実際にエージェントとコニュニケーション(会話)してみないと、人と人との相性は分からないからです。
ネット上の大手看護師エージェント比較サイトは多く見かけますが、あくまで客観的な評価であることが多く、
「どこまでが実際に利用した看護師の意見なのか」、「それとも企業サイドの誘導なのか」‥‥
考えると正直懸念を感じます。

実際私も評価サイトを参考に上位評価の某大手看護師エージェント会社に登録しましたが、
相談時エージェントと相性が合わず、何件かの求人情報をメール確認したあとは利用していません。
看護師エージェント評価サイトはあくまで参考とし、過信せず、
実際にエージェントに相談した感触や自分の直感も取り入れ評価することが大切と言えます。
どんなに高評価の大手派遣看護師エージェント会社でも、あなたが相性が合わないと感じたら、別のエージェント会社に変更すれば良いだけです。

はっきり言えば大手派遣看護師エージェント会社の登録は無料なので、
こちらにダメージは全くありません。
ただし、大手派遣看護師エージェント会社も企業です。
まずは登録しないと相談はできませんし、
膨大な求人情報を確認することもできないことを理解しておく必要がありますね。
まずは、
大手派遣看護師エージェント会社に登録、
実際に相談してみて、エージェントとコニュニケーションをとった感触、
印象、感触、直感からも評価し、相性が良ければ派遣看護師への転職のパートナーとすると良いですよ。
大手派遣看護師エージェント会社は当然無料で利用できるので、「まずは話を聞いてみるだけ」でも全然大丈夫です。
ひとりで悩むより、どんどん相談して、あなたが安心して働ける職場がどこなのか、一緒に探してもらいましょう!
では、「私が実際に利用し、相性の良かった大手派遣看護師エージェント会社」
「スーパーナース」はこちらです。
『スーパーナース』は安定の大手企業なだけあり、当然無料で利用でき、豊富な求人情報を持っていました。
看護師派遣、紹介に特化した会社とのことでノウハウもあるようで、相談がスムーズだったです。

私のスーパーナースを利用した実体験から
私を対応したエージェントとの相性が良かった理由は、
当たり前のことなのですが、「丁重な口調」と、「過不足のない情報の提示」でした。
某大手エージェント会社のエージェントは正直馴れ馴れしい口調がとにかく不快で‥‥。
また、押し売りのような膨大な求人情報メールにもうんざりした体験があります。
「スーパーナース、良さそうだな」と感じたひとは、まずはとりあえず登録して話を聞いてみるだけ、という感じでも、実体験から全然大丈夫でした。
ひとりで悩むより、どんどん相談して、あなたが安心して働ける職場がどこなのか、一緒に探してもらいましょう!
あなたと相性の良いエージェントが担当となるように、微力ですが応援してます!
また、あなたが納得し安心できるエージェントに出会うためには、私と相性の良かった当記事内の「スーパーナース」への登録も良いですが、
情報が整理できたタイミングで、
さらにもう1社程度は大手看護師エージェント会社に登録しておくことをおすすめします。

情報を整理できたタイミングが良い理由は、
1度に数社を登録すると当然ですが情報過多になり、正確な判断力が極度に低下することからです。
(お恥ずかしながら、欲張って1度に大手数社に登録し、膨大な求人情報に疲れてしまい、
見るのも嫌になってしまった経験があります)
しっかりとエージェント会社にあなたの希望や要望を伝え(指示し)、「あなたが必要とされ」、「あなたらしく活き活きと働ける職場に出会うための転職活動」をすすめてみてくださいね。
応援しています!
まとめ|派遣看護師が向いているタイプは意外と多い。まずは“自分を知る”ところから

この記事では、実際に派遣看護師として働いた私の実体験をもとに、向いている6つのタイプとその理由をメインに解説してきました。
当記事はあなたが
- 「自分が派遣向きかどうか」がわかった
- 派遣看護師の実情がリアルにイメージでき、「不安が解消されが安心に変わった」
- 「どういう働き方ができるのか」が具体的にわかった
- 「失敗を避けるための注意点」も理解できた
となる、「ツールとして活用できる記事」として執筆しました。
派遣看護師として、「自分の描く」、「自由で自分らしい働き方を実現するため」、是非活用してみてください。
長文の記事となっていますので、もう一度読み込みたい、読みながら派遣看護師への転職をすすめたいひとは、是非保存してどんどん使ってくださいね。
記事内で何度も繰り返しましたが、派遣看護師としての転職活動を始める際には、「まずは大手派遣看護師エージェント会社に登録し、相談からスタート」をおすすめします。
関連記事も参考に、派遣会社の選び方や求人の探し方をしっかり理解し、「信頼できる派遣看護師エージェント会社に登録」してみてください。

参考記事はこちらです。是非活用してみてください!
そして、
しっかりとエージェント会社にあなたの希望や要望を伝え(指示し)、
「あなたが必要とされ」、「あなたらしく活き活きと働ける職場に出会うための転職活動」をすすめてみてください。
自分のライフスタイルに合った働き方を見つけ、求められ必要とされる職場にであったと感じた瞬間は素晴らしいものです!
派遣看護師という選択肢は、「あなたの看護師人生を大きく変える可能性」を秘めています。
「看護師として進むべき道筋が見える」ことに繋がる可能性を持っています。
微力ながら、私もあなたを応援しています!
あなたの派遣看護師への転職が、あなたらしく活き活きと働ける職場の出会いとなるため、当記事が活用ツールとなれれば幸いです。
看護師ライター くまんこ
長期派遣『スーパーナース』

「私が実際に利用し、相性の良かった大手派遣看護師エージェント会社」は『スーパーナース』です。
大手派遣看護師エージェント会社は当然無料で利用できるので、「まずは話を聞いてみるだけ」でも全然大丈夫ですよ。
ひとりで悩むより、どんどん相談して、あなたが安心して働ける職場がどこなのか、一緒に探してもらいましょう!
あなたと相性の良いエージェントが担当となるように、微力ですが応援しています!

最後まで記事を読んで下さり、本当にありがとうございます!
信頼出来る看護師転職エージェントの見極め方と活用術に関する記事もお役に立てると思います、
私の実体験からの記事です、是非どうぞ!

