秘境探しの旅へ

秘境探しの旅へ 『道志ダム』 神の住む川を辿って

道志ダム

皆様は神奈川県と山梨県の県境、奥深い山の奥にある『道志ダム』というダムを耳にしたことはあるでしょうか?

今回の記事は、筆者が山梨県山中湖からの帰路で偶然巡り会った、『道志ダム』をご紹介します。

まさに秘境と呼ぶにふさわしい山奥に、ひっそりと静かにたたずむ道志ダム。

また、『道志』『神之川』など神がかったワードもあり

読者の皆様の冒険心をくすぐる記事となれれば幸いです。

では、記事へどうぞ。

道志ダムとは

道志ダムは相模川水系で「最も山奥」のダム

道志ダムの歴史は古く、戦後の都市の人口増加、産業の復興による水道用水・発電用水・かんがい用水を確保することを目的に、相模川河水統制事業の増強事業として計画され、昭和30年(1955年)に完成しました。(神奈川県ホームページより引用)

神奈川県相模原市の観光パンフレットにはダムマニアも訪れるとあり、ダムマニアのかたは周知しているダムのようです。

時代をこえた貫禄があり、筆者は思わず歓喜の声をあげてしまいました。

迫力のある大きなダムも良いですが、道志ダムには神々しい何かを感じます。

歴史感じる道志ダム。

道志ダムから望む遠方の山々。

レトロな雰囲気に包まれているのは長い年月によるもの。

道志ダムの奥には奥相模湖が静かにたたずんでいます。

身震いしてしまう展望。

この日の放水量は少ない状態でした。

紅葉のシーズンには素晴らしい展望となるのでしょう。

道志ダムは道志村が所在地ではない

「道志」という名はダムの上流、県境を越えた「道志村」にあります。

道志ダムの上流の川は道志川となります。ダム名と地名が一致していませんが、川の名から「道志ダム」となったと思われます。

神奈川県道志ダム公式ホームページはこちら 道志ダム(どうしダム) – 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

道志村とは

山梨県南都留郡道志村は、神奈川県との県境に位置し「人口1750人」の村

アクセスは埼玉・神奈川・東京から2時間程度。富士山を望む絶景、清流道志川などまさに関東の秘境となっています。

『道志村』・・・なにか村名に深い由来があるのでは?と考え、「道志」という名の由来を調べてみましたが、ネットでは深いところまではたどりつけませんでした。

次回訪問時、村役場にて取材し記事、画像を更新していきます!

道志川とは

道志川が流れ着く奥多摩湖

道志川は山梨県(山中湖村との境)から神奈川県の相模川と合流し津久井湖へ注ぐ清流

筆者は山中湖から中央道相模湖インターをナビ設定し、深く考えず車を走らせたおかげで道志ダムと出会えました。道のりは約1時間弱程度だったと思います。

車窓からは澄んだ川が見え、道志川という表示が。

かなり長い道のりを歴て神奈川県まで流れている川となっています。

また、この山梨県山中湖から道志ダムまでの道路は、「かなり狭い箇所」や、「薄暗く人気の無い箇所」もあったため、「一人で走行する場合は日が昇っているうち」をおすすめします。

ナビがあれば道に迷うことはまずないと思いますが、日が落ちてからの走行は地元の方でないと危ないかもしれません。

しかし、静かに自分を見つめ直したい方、素晴らしい景色を気の向くままに写真に収めたい方はやはり一人が良いのでしょうね。(できれば日が昇っている時刻に。筆者も次回は一人で向かいます。)

神之川とは

神奈川県相模原市を流れる、相模川水系道志川支流の河川

源流は道志川。神奈川県相模原市最西部に位置し、周囲にはキャンプ場やマス釣り場がありレジャーも楽しめるようです。

山梨県山中湖から道志ダムへの道中、道志川、神之川の看板が入り乱れるようにでていました。

土地勘が全く無い状態での走行だったのですが、山奥にある澄んだ渓流であることが見えました。

「道志村」を始め、「神之川」・・・。深い由来があるであろう地名や河川名であることが考えられます。

「神」と名の付く川であり由来を紐解こうと、ネット上の国立図書館へもアクセスしたのですが有益な名の由来となる情報はつかめず。この点も次回来訪時、津久井町・道志村役場で取材します。

これだけネットで情報を収集することがメインになっている世でも、探れない情報があるのだと新たな気づきを得た良い機会となりました。

道志ダム周辺の源泉かけ流し温泉

源泉かけ流しの天然温泉 いやしの湯

道志ダムのすぐ近くには、「源泉かけ流しの天然温泉 いやしの湯」があります。

この日は筆者の都合で入浴は諦めることになりましたが、次回訪問時、湯船の撮影も行い記事更新します。(施設の方へは了承確認済)

山深く秘湯感の漂う温泉施設です。

この日は食事のみの利用となってしまいましたが、館内の撮影は行えました。

上の写真は温泉成分の結晶です。源泉の濃さがわかります。湯浴みするのが本当に楽しみです!

いやしの湯 
  • 泉質:カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉・低張性アルカリ性温泉
  • PH値:9.22
  • 風呂:岩風呂・檜風呂・露天風呂・源泉風呂・スチームサウナ・ドライサウナ・水風呂
  • 施設:休憩室80畳・個室休憩室10畳2部屋・駐車場100台
  • Tell:042-787-2288
  • 公式ホームページ:青根緑の休暇村・いやしの湯 (iyashinoyu.org)

まとめ

  • 道志ダムとは道志ダムは相模川水系で「最も山奥」のダム
  • 道志村とは山梨県南都留郡、神奈川県との県境に位置し「人口1750人」の秘境。
  • 道志川とは山梨県(山中湖村との境)から神奈川県の相模川と合流し津久井湖へ注ぐ清流
  • 神之川とは神奈川県相模原市を流れる、相模川水系道志川支流の河川
  • 周辺の温泉は源泉かけ流しの天然温泉 いやしの湯

今回は偶然巡り会えた秘境、『道志ダム』今回湯浴みできなかった温泉の他にも神之川沿いにも気になる温泉も。

道志村役場での取材からの更新、いやしの湯の記事等あわせてTwitterにてお伝えしていきます。

また、秋、冬を迎え温泉が恋しい季節となりました。筆者おすすめの源泉かけ流し温泉記事はこちらからどうぞ。 栃木 温泉 にごり湯 墨の湯 墨色の硫黄温泉あります |kumankolog

栃木 温泉 にごり湯 密なし 硫黄の香りに包まれる宿あります-kumankolog.com|kumankolog

関東圏内で秘湯に浸かりたい!奥塩原温泉共同浴場・中の湯をレポートします!|kumankolog

最後まで記事を読んでくださり本当にありがとうございます。ではまた次の記事でお待ちしています。

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ゆるラン 幸手権現堂堤の四季の花々 美味しい食べ物 ひなびた秘湯温泉めぐりを中心としたブログサイトを運営中です。はなれて暮らしている高校生の娘がいます。 ぽてさん(ひぐまのぬいぐるみ)がマスコットキャラクターになってくれています。今年の2月末にコロンちゃん(亡くなった両親から引き取った老犬です) が天国にいきました。今は奥様と二人暮らしです。記事作成等お仕事のご依頼お待ちしています。