亡くなった親から引き取った老犬を看取った僕の思い
令和2年7月、亡くなる寸前の父親からペットホテルに預けられていたコロンちゃんを保護し早1年半・・・
令和4年3月2日早朝6時20分、コロンちゃんは息を引き取りました。
享年15歳と2ヶ月。
わずか1年半の間でしたがコロンちゃんはたくさんの思い出をくれました。
最後まで犬を看るということの大変さと、老いる速さから毎日が大切な時間であること。
いつでも僕と妻を愛し、癒やしてくれて。
いつでもかわいい姿で僕と妻に寄り添ってくれて・・・
痛みにも負けずがんばってご飯を食べてくれて・・・
最後までお外で排泄し・・・
いままでありがとう、と言うかのように静かに息を引き取りました。
![こちらをみる老犬画像](http://kumankolog.com/wp-content/uploads/2021/02/1606978451277-e1613706647480.jpg)
コロンちゃんが静かに天国にいってくれたのに今僕と妻はものすごいロス状態です。
なんとか日常をおくっている状態です。
こんなに喪失感が大きいとは・・・
こんなに悲しくて、寂しくて、胸が裂けそうなほど苦しい気持ちが続き・・・
こんなにもう一度会いたくなり、もう一度抱っこしたり一緒に寝たりと思いをはせても・・・
しっかりおくってあげないといけない。そう思いなんとか手を合わせています。
無責任だった僕の父親に対する怒りは保護した当初激しくありましたが、
コロンちゃんが日々のなかで忘れさせてくれました。
怒りや憎しみがどれほど無意味であたたかい心がどれほど素晴らしいか。
コロンちゃんは教えてくれました。
また一緒に寝たい。
また一緒にお散歩したい。
また抱っこしたい。
またお腹に顔をうずめてクンクンしたい。
柔らかであたたかいコロンちゃんに包まれたい。
僕と妻が最後の日を迎えるとき。
お願い
迎えにきてね。
そしてまた僕と妻と一緒に笑顔で暮らそうね。
きっとだよ。
きっとだよ。
愛してるよ。
コロンちゃんのパパとママより
![甘える老犬画像](http://kumankolog.com/wp-content/uploads/2021/02/1606978357023-e1613707151630.jpg)