今年も暑い夏がやってきました!
夏といえば、「鰻」ですね!
美味しい鰻が食べたい!
でも、入ったことのないお店で高いお金だけ払って、美味しくなかったら最悪。
接客が悪い店に当たり、嫌な気分となるのも嫌だし・・・。
そんな方!
幸手市内の鰻屋さんを食べている地元の僕が
幸手市でおすすめする鰻屋さん、【渡邊家】をご紹介します!
はっきり言って、「幸手市内で一番おすすめの鰻屋さんです!」
では、ご紹介していきます。
渡邊家とは?
渡邊家とは埼玉県東部、幸手市にある鰻屋さんです。
割烹、蒲焼をうたっており、創業はなんと百三十年だそうです!
鰻の仕入れ、幸手市の鰻の歴史等今後調べていければと思います。
歴史のロマンを感じさせてくれる、老舗の鰻屋さんです。
地域のなかでは高級店としても有名で、敷居が高く感じられ、
なかなか足を運ばない方もいるのではないでしょうか?
では、実際のところはどうでしょうか?
写真からも分かる通り、趣ある割烹店という外観です。
しかし、気取った印象は感じられず、板前さんは写真をとっている僕にやさしく挨拶してくれ、
店員の若い女性も笑顔をたやさず明るく気持ち良い接客をしてくれました。
歴史あり、趣があり、お店の雰囲気が柔らかい、素敵な鰻屋さんですよ。
店内の様子とメニュー
店内は先客が2組、鰻を楽しみに待っていました。
接客は若い女性が一人で行っていましたが手際良く、
ストレスなく席に案内され、気持ち良く鰻を選ぶことができました。
どんなに美味しい料理をだすお店でも、接客により料理の色は失せ、
二度と足を運ばなくなることもあります。
僕が幸手の鰻屋さんで渡邊家さんを皆様におすすめするのは、
美味い鰻と素晴らしい接客が一つとなり、お客をもてなしてくれているからです。
こういった素晴らしいお店が(特に大手経営でないお店)が地方には少ないのが
残念ですね・・・。
川沿いの町らしく、懐かしいどじょうの唐揚げや鯉の洗い、鰻の白焼きまであります。美味しそうですね!
日本酒もおすすめ品をそろえているようで、
お好きなかたは酒の肴と美味しいお酒に大満足ではないのでしょうか?
宴会料理の毛ガニ姿盛りや、鯉の洗い、どじょうの唐揚げは、いつかの日の楽しみに・・・。食べる機会があればご紹介します。
しかしやはり鰻屋にきたら、たっぷり鰻が食べたい!
上うな重をお願いしました!(奮発しました。お値段は3960円です!!)
やはり鰻はお高いですね。しかしそのお高い鰻をしっかりと味わい、楽しむために
下記の【美味しんぼコミック3巻】を読んでみることをおすすめします!
炭火の魔力というエピソードに、なぜ鰻を焼くのに炭火を使うのか?
本当に美味しい鰻の食べ方とは?等を面白く教えてくれる漫画です。
なにより、主人公の山岡さん(普段はぐーだら社員なのですが・・・?)のカッコイイこと!
奥様や旦那様、お子様、またはカップルでいらしたら、うんちくを自慢できること間違いなしの、鰻をさらに楽しめる漫画です。よろしければお手元にどうぞ。
上うな重実食レポート
輝く椀や重箱にうっとりしながらいよいよ鰻とご対面です!
ふわっと湯気があがり焼きたてなのがわかりました。
そして、ふっくらとした身と、香ばしい香り・・・。
照りも良く、輝いています。思わずよだれがでる美しさです。
お漬物も自家製なようで、大根の漬物はしっかりとあじが染みており、
きゅうりの漬物はコリコリとした食感と懐かしい味わい。
青物は香り高く爽やかで新鮮でした。
鰻を引き立てるとても美味しいお漬物です。
まず香りです。炭火で焼き上げていることから香ばしい香りがたまりません!
焼きたての湯気とともに心を躍らせてくれます。
次にタレです。秘伝のタレとお店のパンフレットにありますが、どっしり、濃厚、甘辛い美味しいタレです。甘辛い香りが食欲をそそり、鰻とご飯を引き立て、一つにしています!
お米です。僕はやや固めのご飯が好きなのですが、以前某鰻屋さんで柔らかすぎるご飯に当たったことがあります・・・。
僕的にはしっかりとしたご飯の食べ応えと汁を吸ったご飯を鰻と一緒にかき込むのがうな重の至福と思っています。
渡邊家のご飯は・・・最高です!やや固めでしっかりと食べ応えのある炊き具合。
汁を吸ったご飯の美味しいこと!ご飯も最高です!
そして鰻。
香ばしさとふっくらした身のバランスがとても良く柔らかすぎず、香ばしすぎず・・・。
蒸し過ぎて柔らかすぎる鰻はドッシリ感がなく、僕はあまり好みではないのですが
鰻のふっくら、そしてしっかりとした身のボリュームもあり、
焼きすぎて、脂がぬけている鰻も食べたことがありますが
しっかりと脂の旨味も感じられつつ、香ばしく食欲をそそり、
どんな方でも鰻ってこんなに美味しいんだ!と感動させる味です。
板前さんの美味しく鰻を食べて欲しいという思いと熟練された腕から、
この絶妙のバランスと繊細さと美味しさが生まれているのでしょう。
美味しい、とにかく、美味しい。これにつきました。
最後に肝吸いでしめます。
大ぶりの肝が入っています。
幸手のいままでいただいたどの肝吸いより苦みが少なく、出汁が爽やかでありながら、深い味わいがあります。
割烹の老舗らしい、繊細で素晴らしい吸い物です。
美味しくいただきました!
ごちそうさまでした!
渡邊家の上うな重はどなたの舌にも合う、美味しいうな重だとおもいます。
幸手にいらしたら、是非一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
幸手の鰻屋さんのなかで、渡邊家は僕の一押しです!!
渡邊家情報
まとめ
130年の歴史を持つ、老舗の割烹蒲焼き鰻屋、渡邊家。
確かな腕の職人と爽やかな接客、お客をもてなす心遣い。
思わずワクワクしてしまう料理の品々。
趣ある庭園は「大切なひとと過ごすひとときを幸せであるように」
というお店の思いが感じられ、料理、過ごす時間、雰囲気にも満足できます。
夏が訪れ、権現堂のひまわり畑も見頃を迎えています。
権現堂での散策、お散歩の後、是非立ち寄って鰻を召し上がってみて下さい。
よろしければ鰻めぐりにも下の美味しんぼ3巻をお供にどうぞ。
いつも記事を読んでくださり本当にありがとうございます。
皆様のお役に立てる記事となっていれば幸いです。
今後も記事を更新していきますので、またサイトでお待ちしています。