- 施設入所中の母親の借金が判明!僕のとった解決方法は【消滅時効援用】です!
- この問題は【弁護士に相談することをおすすめします!】
- 気になる弁護士費用。【僕のケースでは弁護士の施設への出張費用がかかり、約10万円でした!】
高齢の母親のキーパーソンとならざるを得なくなった僕が、母の借金問題をどのように解決できたかお伝えします!
(下記は今案件で僕が依頼した弁護士から説明された内容です。問題解決の初歩的な糸口として本記事は利用し、早期に無料弁護士相談等にまずは相談することをおすすめします!)
1・施設入所中の母親の借金が判明!僕のとった解決方法は【消滅時効援用】です!
まず、消滅時効とは?
【簡単に言えば、消滅時効とは借金が時効となり返済しなくてよくなることです】
借金は、一定の期間が過ぎると時効が成立して、返済しなくてもよくなるとのことです。これが「消滅時効」です。時効の期間は5年または10年とされているそうですが、様々なケースがあるようなので、問題となっている事件の内容をしっかり専門家に相談することが必要です。
では、消滅時効の援用とは?
【簡単に言えば、消滅時効期間が経過してから「援用」の手続きをしなければ法律上の効力を発揮しないため、法律上の効力とするために必要な手続きのことです。「援用」の手続きを行って初めて借金は消滅し、返済しなくてもよくなります。】
消滅時効の項目を読むと、「なら借金など放っておけばいいのでは?」多くの方はこの認識でいるのではないでしょうか?
僕の職場の方々も「自分の借金じゃないのだから、無視してればいいよ。」という意見の方しかいませんでした。
しかし、例えば送られてくる催促通知などの対応を間違えると、消滅時効の援用ができなくなることがあるそうです!
亡くなった父の空き家問題、税金の滞納等を解決したときもそうでしたが、根拠もなく「自分の借金じゃないから大丈夫だよ」や「空き家?そんなの相続放棄すればいいだけだよ」などどいう方が本当に多くいました。
しかし、実際は母の借金問題は、自分の借金でなくとも危険なリスクがあり、空き家問題は相続放棄をしていたら、逆に解決できなかったかもしれません。根拠のない安易な認識は本当に危険です!
また、僕のように施設入所中で要介護5の母親のようなケースでは、問題に直面し解決するのはキーパーソンである人物となります。借金問題は放っておくと、解決が困難な状態に悪化する恐れがあることを認識しておくことが必要です。
僕は母親の催促通知書が自宅に届きだしてから、すぐに対応を始め、無事消滅時効援用となりました。
あのとき「放っておけば大丈夫だよ」という言葉を鵜呑みにしていたら、と思うと本当にぞっとします。
僕は法の専門家ではないため、僕の実体験からの解決策をお伝えすることしかできません。(依頼した弁護士の先生の力を借りて解決できました)僕が経験した問題を今実際に抱えている方!できるだけ早めに、まずは専門家の無料相談窓口へ相談してください!
2・相談する専門家の職種は【弁護士】がおすすめです!
なぜ弁護士をおすすめするのか?簡単にいうと、「司法書士では140万円までの事件なら対応可能という制限」があるからです。また、「もし裁判となった場合は結局弁護士でないと代理人になれない」からです。
僕は最初に、弁護士無料相談窓口へ電話で相談しました。次に近くに住んでいる専門家のほうが都合が良いと思い、地元の司法書事務所に電話で相談しました。
この司法書士事務所の代表は、相続や借金問題に強いとのことでしたが、実際に相談したところ借金問題に特化している弁護士事務所を紹介してくださいました。
なぜなら、母親の借金の金額が140万円を超えている可能性があったからです。
また、亡くなった父親の空き家、相続問題を対応してくださった司法書士の先生にも相談したのですが、同じように借金問題に強い弁護士を探すようアドバイスを受けました。
では、実際にこの事件を対応してくださった弁護士のかたですが、借金問題に強いというだけありとても安心できました。
債権者がどんな対応をしてくるか予想し、もっとも安全な方法で対応してくださいました。
そして無事、消滅時効援用にいたることができました。
借金問題の事件解決には借金問題に強い弁護士事務所へ相談、依頼することをおすすめします!
ちなみに、職場のかたには、「国選弁護人とかでいいじゃん」と話されたかたがいましたが、国選弁護人は刑事事件での適応です。
気になる弁護士費用。【僕のケースでは母親の施設への出張費用がかかり、約10万円でした!】
弁護士費用、気になる金額は約10万円でした。
基本的な金額は任意整理と同額の【4万円】程度だったのですが、僕のケースでは母親の入所施設への出張費用がプラスされ【約10万円】となりました。(弁護士事務所から母親の入所している施設がやや遠方となっていたため)
ちなみにこの金額は依頼する債権者の会社が1社だった場合です。数社の借り入れ等がある場合はプラスされていくことになります。
実際に経験した僕は、上記の金額に関しては問題が解決するのなら安いのでは、と思います。
母親が債権者から請求されていた金額は100万円を超えていましたが、消滅時効の援用により、借金は消滅しました。
手順や対応を間違えていたら消滅時効の援用とはならず、泥沼のような問題に巻き込まれていた恐れがあり、本当に担当してくださった弁護士の先生には感謝しています。
消滅時効援用は、自分でも行えるとの情報もネットで検索すればあります。僕も一度は書式を自分で作成し、自分で解決しようとしましたが、様々なリスクを考え弁護士へ依頼しました。
この様々なリスクについては、相談する弁護士からしっかり説明がなされると思います。聞いていて背筋が凍る思いをするかもしれません。安易には解決できない問題だと再認識することになるかたもいると思います。
また、僕の母親のように高齢、施設入所中、介護度も重いとなると、消滅時効援用とならなかった場合、かなり高額の法的解決方法をとらざるを得ない事件もあるそうです。そして長期戦となると。
でも、高額となっても本人(母親)が弁護士の報酬を払えば良いだけでは?
そう思った方は、実際に弁護士の説明を聞いてください。どこにも逃げ場は無くなり、どこまでも高齢の親が負担となる恐れがあります。(また、僕の母親は貯蓄などなく、保険すら加入していません。母親が自分で弁護士への報酬を支払うとなると僕が恐ろしく時間と労力を失い、お金も負担しなければ解決できなくなる恐れがあります)
ご自分のため、守るべき大切な子や妻のため・・・まずは弁護士に無料相談し、正しい知識で解決することが必要となります。
この記事を読んでくださっているかたで、僕と同じように借金を抱えている高齢の親がいるかた・・・。一日も早く、安心した日々が戻りますように願っています。
最後まで記事をよんでくださり、本当にありがとうございます。
僕の亡くなった父が抱えていた、ゴミ屋敷と化していた空き家、家のローン、滞納した巨額の税金、家財の廃棄等、同じような問題を抱えているかた、また抱えるリスクのあるかた。
空き家の処分にいたるまでの僕の体験記事がありますので、少しでもお役にたてれば幸いです。記事はこちらからどうぞ。空き家問題 相続放棄すれば大丈夫?僕のとった解決方法|kumankolog 親の電話がとめられていたら?こうしておけば良かった僕の失敗体験|kumankolog
では、次の記事でおまちしています。
まとめ
- 要介護5の母親の借金が判明!僕のとった解決方法は【消滅時効援用】です!
- この問題は【弁護士に相談することをおすすめします!】
- 気になる弁護士費用。【僕のケースでは弁護士の施設への出張費用がかかり、約10万円でした!】